自分の人生に真摯に向き合うとは

a_12890127.jpg今日の歩数・・・4202歩
数日前に 初めて行った『此花千鳥亭』へ、今日あらためて行って来ました
この寄席小屋は、女流講談の旭堂小南陵さんがDIYで造りあげた『手作りの寄席小屋』です
今日は笑福亭純甁さんの落語会で、タイトルが『笑福亭純甁が最も緊張する落語会』と在り、サブタイトルが『大御所をゲストに迎えて』となっています
今日の純甁さんが『緊張する大御所』は、マスコミへの露出は少ないですが、落語家の誰もが一目置く桂 文太師匠です
先代の桂 文枝師匠の4番目のお弟子さんですが、上方落語は当然ながら江戸落語にも詳しく先輩や一門の壁を越えて、落語に関する質問が寄せられると言う大ベテランです
師匠の先代 文枝師匠も、ネタに困れば文太さんに相談していたといいます
地域寄席の草分的な『田辺寄席』には1回目から出演している中心メンバーです
さて今日の番組は・・・
染八・・・平林
純甁・・・ざんげ茶屋
文太・・・鰍沢
~中入~
純甁・・・桜ノ宮
純甁さんは、先日の『春鹿寄席』でネタ下ろしした『ざんげ茶屋』を演りましたが、賞味期限の在る内容のネタだけに、今の内に演っておかなくては出来なくなってしまいます
文太師匠は、江戸落語を上方に置き換えた『鰍沢』でした
枕から流石の説得力で、グイグイと話に引き込まれました
鰍沢は、三遊亭円朝が『卵酒』『鉄砲』『毒消しの護符』の三題噺から作った話だそうです
文太師匠は50歳のころに難病の網膜色素変性症で視力を失い、今では移動は盲導犬と一緒です
視力を失う前は、少しわからなくなると原稿やパソコンに目を通していたが、視力を失ったことで『稽古量は3倍くらいになった。登場人物が思っていることをしゃべるようになり、落語にも厚みが出てきたのではないか。心で落語を演じるようになったのが一番の変化』と、以前のインタビューで答えています
もともと落語の上手さに定評の在った文太師匠が、50歳を越えてから光を失い、それからは『稽古量は3倍』という落語に掛ける情熱には頭が下がります
小さな寄席小屋で、とてもスケールの大きな話を聞かせて貰いました
自分の与えられた人生に真摯に向き合うのは、その人でしか解らない事たと思います
今日は落語の世界を越えた、文太師匠の世界を垣間見る事か出来ました

写真は、桂文太師匠

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