追い越すことは出来なかったなぁ          おやじの唄 & 親父に さよなら

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今日の歩数・・・12991歩
今朝の血圧・・・132―80
今夜の血圧・・・117―71
今日は父親の命日です
昭和59年11月15日でしたから、もう34年になります
世の中に母親をテーマにした歌は沢山あります
父親がテーマの歌も幾つか在りますが、その中から僕が好きな曲は次の2曲です

【おやじの唄】
唄 吉田拓郎
作詞 吉田拓郎
作曲 吉田拓郎

おやじが全てだなんて 言いませんよ
僕一人でやった事だって 沢山ありましたよ
一つだけ言ってみたいのは
おやじが 人を疑うことを教えてくれたこと
おやじは 悲しいくらいに 強い人でしたよ

おやじが全てだなんて 言いませんよ
僕一人でやったことだって 沢山ありましたよ
一つだけ言ってみたいのは
おやじが 人を裏切ることを教えてくれたこと
おやじは 泣きたいくらいに ひどい人でしたよ

おやじが全てだなんて 言いませんよ
僕一人でやったことだって 沢山ありましたよ
一つだけ言ってみたいのは
おやじが 人を愛することを 教えてくれたこと
おやじは みじめなくらいに ひとりぼっちでしたよ

おやじが全てだなんて 言いませんよ
僕一人でやったことだって 沢山ありましたよ
一つだけ言ってみたいのは
おやじが 生きると云うことを 教えてくれたこと
おやじは やるせないくらいに 精一杯でしたよ

おやじが全てだなんて 言いませんよ
誰だって一人でできること位 ありますよね
一つだけ言ってみたいのは
おやじが いつもの口ぐせ通りに 生き抜いて 見せたこと
おやじは 誰にも見られずに 死んでゆきましたよ

おやじが全てだなんて 言いませんよ
だけど おやじもやっぱり 人間でしたよ
死んで やっと僕の胸を 熱くさせましたよ
死んで やっと僕の胸を 熱くさせてくれましたよ


【親父にさよなら】
唄 森本レオ 
作詞 森本レオ 
作曲 佐々木勉

父さん さよなら

イエスキリストの父さんと同じ職業の大工だった父さん さよなら
小学校しか出てなかったのにたくさん字を知っていた父さん さよなら
父さん いろいろなこと知ってたよね
自転車の正式な名称はチンチン自転車というのだ
と教えてくれた父さん さよなら
神経痛の薬だといって酒ばかり飲んでいた父さん さよなら
酔っ払うと普段は機嫌がいいんだけど
仕事がうまくいかないと 
母さんに茶碗や箸をぶつけてた父さん さよなら
母さんも大変だったよね
夜中にみんなが寝静まった頃 
そっと起きて壊れた茶碗を糊ではっつけてた父さん さよなら

そういえば父さん 寝ててもおならしてたよね
臭いと音の両面攻撃でみんな夜中に悩んだんだよ

お前の女房は絶対俺が見つけてやると言って
とうとう一人も見つけてくれなかった父さん さよなら
そのくせ孫の名前ばかりたくさん作って
引き出しをいっぱいにしちゃった父さん さよなら
父さん いくら俺がタフだからって そんなには無理だよ
僕が泣くと 泣くのは女の仕事だと言って 
鬼瓦のような声で怒鳴った父さん さよなら

恐い顔してたねー 僕の未来図かと想うと 
何度自殺したくなったことか
あれからだよ 父さん僕がニヒルになったのは
でも機嫌がいいと 男はでっかくならにゃいかんと言って
肩車をしてくれた父さん さよなら
でっかくなれよと言ったわりには 
母さんより ちびだった父さん さよなら

女を持つのは男の甲斐性だと言って
とうとう一人も持てなかった父さん さよなら
大きくなっても絶対にこんな所へ来るんじゃないぞと言って
競馬場で みそおでんを買ってくれた父さん さよなら

お風呂で100数えるまで出るんじゃないぞ と言って
先にぶったおれちゃった父さん さよなら

お正月になると凧の足を長く長く作ってくれた父さん さよなら
僕が泣いてせがんだら あんなに嫌いだった犬を
懐にいれて買ってきてくれた父さん さよなら

あの時の父さんの手はとってもでっかかったのに
僕がデモに行くと言った時 もう寝たきりだった父さん
布団をはねのけて 僕をつかまえて 頭ぺたぺたぺたぺた叩いたよね
あの時の父さんの手は もうちっちゃくてしわしわで
とっても悲しかった

天皇陛下の好きだった父さん さよなら
町内会長でもなかった父さん さよなら
市長でもなかった父さん さよなら
大統領でもなかった父さん さよなら
人の家ばっかり作って 
とうとう自分の家は一軒も作れなかった父さん さよなら
照れ屋で内弁慶でおっちょこちょいで
甘ったれでもう一度会いたい父さん さよなら
俺の親父だった父さん さよなら



世の中の息子達は、吉田拓郎さんや森本レオさんと同じ様に、父親を尊敬し~憧れ~反抗し~嫌悪し~そして、愛していたのです

僕は結局、この年齢になっても34年前に亡くなった父親を追い越す事は出来なかったなぁ~と、しみじみ思う秋の夕暮れでした

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