創作も新作も古典も、舞台の裏はオモシロイ

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今日の歩数・・・10142歩
今朝の血圧・・・150―89
今夜の血圧・・・123―76
母親の特養へは、用事の無い限り毎日出掛けて、食事の介助と暇潰しの相手をしています
しかし、母親が昼寝をしてしまうと、こちらが逆に暇を持て余します
そんな時は、たいてい興味を引かれた本を持ち込んで、読んでいます
今日は、落語作家の小佐田定雄さんの『上方らくごの舞台裏』という本を読み終わりました
これは、小佐田さんが以前に上梓した『枝雀らくごの舞台裏』『米朝らくごの舞台裏』に続く3部作の完結編です
小佐田さんは、中学生の頃に聴いた、桂米朝師匠と小松左京さんが出演するラジオ大阪の『題名のない番組』を聴いたのが切っ掛けで落語に興味を持ったのだそうです
因みに、この『題名のない番組』は、ラジオ大阪の伝説的な番組で、小佐田さんの様に、この番組が切っ掛けで落語家になったりタレントになったり~という、芸能界入りや作家になったという方が山の様に居る番組なのです
さて小佐田さんは、大学卒業後はサラリーマンをしながら落語会通いをし、1977年に桂枝雀師匠に宛てて『幽霊の辻』という新作落語を郵送したことで認められ、落語作家デビューをしました
当時は、落語作家だけで生計を立てている人など何処にもおらず、小佐田さんも2足のわらじでサラリーマンを続けていましたが、1987年に思い切って退社し、初の『職業落語作家』が誕生したのです
最初は枝雀さんの座付き作家でしたが、次第に米朝一門の落語家さんにも作品を提供し、今では他の一門は勿論、東京の咄家さんにも一目置かれる存在です
これまでに250席を超える新作落語の台本を発表しています
六代 文枝師匠も数多くの『創作落語』を産み出しています
文化庁芸術祭大賞を受賞した『ゴルフ夜明け前』など200席以上を創作して『鯛』『宿題』は、上方は言うに及ばず東京の咄家さんも高座に架けている程です
小佐田さんの新作落語が創作落語と一線を画すのは、その作品の何れもが古典の味わいを残しているところです
僕と小佐田さんの出逢いは、平成の初め頃に『こんばんは米朝事務所です』という番組のディレクターをする事になり、構成作家として小佐田さんが加わってからの付き合いです
年齢は僕より1歳年上ですが、落語や歌舞伎等の古典芸能の知識は逆立ちしても敵いません
そんな小佐田さんが見聞きした、上方落語の懐かしい師匠たちの舞台裏話から芸の魅力、人としての魅力など、落語作家になって40年の想い出を語り尽くした内容になっています
以前に読んだ『枝雀らくごの~』『米朝らくごの~』を、もう一度、読み返してみたくなりました

写真は、上方らくごの舞台裏(ちくま書房)

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