働き続けるのに必要なもの~とは

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今日の歩数・・・13296歩
今朝の血圧・・・139―76
今夜の血圧・・・136―84
年末寒波がやって来ました
寒空から、チラチラと小雪が舞っていましたが、この寒波は大晦日まで続くのだそうです
さて、今日は『御用納』です
僕は10年前に御用納をしていますから、特に生活が変わる訳ではありません
フーテンの寅さん風に言うなら『よっ! 労働者諸君、今年も1年ご苦労様』です
ところで、働き続けるのに必要なものが在ります
それは『高収入』『夢』『楽しさ』の、どれかです
理想的には、選んだ職業が『夢』があって『楽しく』て、しかも『高収入』なら言うこと有りません
しかし、世の中そんなに甘くは有りません
僕は幸いにも、大学を卒業して最初に入ったローカルテレビ局は、アナウンサーという『夢』を実現させる事が出来ました
しかし、余りにも酷い労働条件に『このまま続ければ身体が持たない』と転職を考えました
休み無しで代休年休も消化する時間が無く、残業代も付かず低賃金と言う労働条件で、2年間も頑張ったというのが、『今後どんな労働条件でも耐えられる』という、変な自信に繋がりました
言い換えれば、これ以上酷い労働条件は、有り得ないと思ったのです
その後、31年間お世話になった大阪のラジオ局は、それまでの2年間とは雲泥の差の天国の様な労働条件でした
何しろ『電話の基本料金は会社負担』だと言うのですが、実家からの通勤でしたから親が払っている電話代です
会社の総務に実家から通っていると言っても『規定だから』と支払ってくれるのです
その前の会社は『報道職場だから電話が必要だ。ついては会社名義の電話を貸与するが、移転費用は本人持ち』と、当たり前の様に言われたのです
何から何まで、労働条件の余りの違いに『都会の放送局は違う』と感動してしまいました
しかし、喜んだのはホンの束の間でした
ラジオ単営局が、ラジオとテレビの両方の電波を持つ『ラ・テ兼営局』と同じ土俵で闘うのですから、次第にラジオ単営局は経営的に苦しくなって行きました
これは、古巣の問題だけでは無く、全国のラジオ単営局共通の悩みでした
給与明細の別項目に在った『電話基本料金』も、いつの間にか『基本給に含む』と曖昧になってしまいました
それでも、当時は『一流のスポーツアナウンサーになる』という『夢』を追い掛けていました
不得手なスポーツで、決して『楽しく』は無く『苦しさ』の方が多かったのも事実ですが、『どうせ同じ仕事なら楽しく』と積極的に仕事に打ち込みました
野球を知らない僕には、『野球の本当の面白さを伝えるのには限りが在るけど、野球の中の人間ドラマを伝える事は出来るのでは』と試行錯誤の毎日でした
やがてスポーツアナウンサーを卒業して、スタジオ番組を担当する事になりましたが、初めてのスタジオトークは慣れない事で戸惑いばかりでした
何しろ野球実況は、先輩から『動くボールを追い掛けていたら実況になる』と教えられていたのですが、スタジオの中には動くモノが無いのです
何を喋れば良いのか、戸惑いと自己嫌悪の毎日が続きました
そんな中でも、やっぱり『夢』が在ったから、やって来れたのでしょう
その内、アナウンサー業務の傍らで、制作ディレクターとして番組を作る『楽しさ』が在りました
ところが管理職になり、予算管理という名前の予算カットや、毎日の様に在る『会議』という名前の、実りの無い時間が増えるに連れ、『楽しさ』は減って行きました
やがて、細々と続けていたアナウンサー業務も『部長に専念』という名目で抵抗虚しく無くなってしまえば、最後の『夢』も消えてしまったのです
そうなれば、仕事を続けて行く意味がありません
ですから60歳の定年を待たずに、55歳での『早期選択定年制度』を利用して、サラリーマン生活にピリオドを打ったのです
33年間の、テレビ局とラジオ局でのサラリーマン生活は、残念ながら『高収入』とは、全く無縁だったのですが、『夢』『楽しさ』が在ったのですから、いま振り替えっても全く後悔は有りません
むしろ、早期選択定年制度が55歳では無く、もっと早く50歳ぐらいで使えて辞められたら最高の人生だったと思うぐらいなのです

イラストは、フーテンの寅さん『よっ!労働者諸君!』

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