劣等感の向こうに個性が花開き輝く

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今日の歩数……4487歩
今朝の血圧……137―84
今夜の血圧……127―82
フォークソングと言えば、岡林信康に代表される『プロテスト フォーク』から、かぐや姫を頂点とする『四畳半フォーク』、更には関東を中心にした『カレッジ フォーク』が在りました
関西では、五つの赤い風船や高石友也や加川良などのメッセージ性の強い歌もあれば、フォーククルセダーズの様なアングラフォークに、あのねのね の様なコミックフォーク、赤い鳥などの叙情派フォーク等が『関西フォーク』でした
当時は、拓郎や陽水らを含めてそれら全てが『フォークソング』というカテゴリーに収められていました
そんなフォークソングの枠に収まり切らずに、新たに『ニューミュージック』というジャンルを確立したのが、ユーミンの様な気がします
ユーミンの楽曲を最初に聴いたのは、何時の頃だったでしょう
勿論、まだ荒井由実の時代なのは間違いありません
荒井由実から松任谷由実になっても、相変わらずニューミュージックの女王のまま第一線を走り続けています
まだ荒井由実の時代はユーミンの等身大の歌の世界でしたが、松任谷由実になって何年も経っても、女子大生やオシャレなOLを投影する作詞の秘密は、若い女性に人気のカフェや喫茶店にユーミンが変装して来ていて、隣のテーブルの女子大生達の会話を盗み聞きしながら作詞のヒントにしていると、実しやかに言われたものでした
この程、デビューして45周年の記念アルバムが、発売されました
タイトルは『ユーミンからの恋のうた』、サブタイトルには『ユーミン 恋のうたの"備忘録"』とあります
今回のアルバムとその前にリリースしたアルバム『日本の恋と、ユーミンと』の収録曲を中心とした、45年間のヒット曲満載の全国アリーナツアーが、今年の9月から来年の4月まで予定されています
随分前に、大掛かりな舞台装置や仕掛けが話題のコンサートツアーが有りました
舞台に突然プールが出現したり、本物の像が出て来たり、本格的なサーカスとコラボしたりと、ビックリ仰天のコンサートとは思えない舞台造りでした
随分前に観た大阪城ホールでのコンサートは、やはり絢爛豪華で綺羅びやかでしたし、数年前のグランキューブでのコンサートは、ユーミンらしいゴージャスな舞台衣装で、フリートーク無しの映画か芝居の様に計算し尽くされ作り込まれた舞台転換が、ユーミンワールドを表していました
決して飛び抜けた歌唱力がある訳でも声が良い訳でも声量がズバ抜けて素晴らしい訳でも無いのに、永年愛されているユーミンの魅力は何なのでしょう

アルバムの中のユーミンのメッセージに、その秘密があるようです

この声が私のギフト

エディット・ピアフに似ていると、何人かに言われたけど、ピアフは"ちりめんビブラート"
私はノンビブラートに矯正した

この声に突き動かされて、歌をつくる
ユニークなこの声が、作曲させるし、歌わせる

つくっている時に、声を頭蓋骨で鳴らす
声が共鳴するスイートスポットを探りあてながら、歌を紡いでいく

思うにユーミンは、自分の声にコンプレックス~劣等感を持っていたのではないかと思うのです
音楽の才能は、アマチュアの頃から類まれなモノを持っていて、周囲の誰もが一目置く存在でした
しかし、あの声量と声質からはヴォーカリストに成るとは、周囲もご本人も思っていなかったそうです
ユーミン自身も、昔のインタビューで『音楽に関わる仕事をしたいとは思っていたけど、まさか自分で歌うとは思ってもいなかった』と言っています
劣等感を突き抜けたところに、自分の個性を見出したのでは無いでしょうか

劣等感を長所に変える~劣等感は長所に変わる~のです
もう少し、早く判っていればなぁ

写真は、新発売のアルバム

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