何でカタカナ

コロナ~コロナで、閉塞感ばかりです
昨夜、小池都知事の『週末外出自粛』を要請する記者会見の後、都内のスーパーの陳列棚から品物が消え始めたとの事です
東京在住の友人から『スーパーえらいこっちゃ。週末に向けて激混み』とのメールが届きました
ところで、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い『クラスター』『オーバーシュート』『ロックダウン』という用語を、政府や専門家会議が使っていることについて、河野太郎防衛相が『なんでカタカナ?』と苦言を呈しています
河野氏は3月22日に公式Twitterに、クラスターは『集団感染』、オーバーシュートは『感染爆発』、ロックダウンは『都市封鎖』で言い換えられるとして『なんでカタカナ?』と疑問を投稿しています
Twitter上では河野氏の指摘について『日本語でいいと思います』『特に外出を控えてほしい高齢者には、カタカナでは伝わりにくい』と歓迎する声が続出しているとの事です
僕も、大いに同感です
カタカナ語~つまり横文字を使えば、格好良く頭脳明晰に思ってもらえる~とでも勘違いしているのでは無いでしょうか?
普段使われない言葉を使うことで、『自分は外国の言葉や文化を知っている』という自己顕示になりますし、相手がわからなければ優位に立てるし、議論で煙に巻く効果もあるでしょう
でも、国民に伝える言葉として、解りにくいカタカナ語は不要なのでは無いでしょうか
チャンと日本語で表現できるモノは、正しい日本語を使って欲しいと思うのです
写真は、三省堂の『カタカナ新語辞典』
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