再び、実家の整理をしていて知る事実

DSC_1948.JPGDSC_1949.JPG今日の歩数・・・11517歩

またまた実家の家財道具の整理をしていて姉が見付けたのは、母親がカレンダーの裏のメモに走り書きした文章でした

姉が、『そうそう お母ちゃん、暴漢に襲われて自転車を壊された事が在ったねぇ』と言うのです

僕は初耳の事でビックリしました

カレンダーは1982年12月のモノですから、暴漢に襲われたのは翌年の2月の出来事だと思われます

母親の走り書きを、そのまま転記します


忘れもしない2月18日、それはものすごい風の冷たい、夕方の5時頃でした

自宅への道をペダルを踏んでユックリ走っていると、突然 左の方から自転車に乗った男が飛び込んできました

私はこの道を毎日通っているので、子供が遊んでいたり道路に飛び出したりの危険性を感じていましたから、いつもゆっくりペダルを踏む習慣になっていたので幸いにも怪我はなく、自転車から落ちた程度で済みました

ところが、その男がものすごい剣幕で私に怒り出しました

びっくりしました

違反をしているのは私ではなく、男の方なのです

男は『どないしてくれるんや、お前のも乗れんようにしてやる』と私の自転車を何度も何度も地面に投げ付け、踏んだり蹴ったり

挙句の果てに、荷物籠を力づくでへし折ってしまいました

無抵抗の私に『警察に知らせるなら知らせてもかまへんで』と捨て台詞を残して、自分の自転車に乗ってさっさと消えていってしまいました

気持ちは本当に、警察に知らせたい思いでいっぱいでした

走り去った暴力男の名前も知らないのに、警察に知らせ様もありません

私の自転車は、無残にもペチャンコにされて廃車寸前で全然動きませんでした

幸いにも自転車屋さんが近くでしたので、どうにか乗れるように修繕していただきました

私の無念さは、言葉で言い尽くせないほどでした

あの若い男の暴力は、一生忘れることはできません

あの時は廃物同然のペチャンコの自転車を、時間をかけて丁寧に直してくださった桑田自転車屋さんに、深く感謝しています

それにつけても、あの暴力男にもご両親、奥さん子供さんもいるだろうに、家でも暴力を振るっているに違いありません

お気の毒に

私は我が身の幸せを、しみじみと感じました

子供達は、世間に誇れる良い子供達ですから

1982年という事は、母親が66歳の頃です
今の僕の年齢と、同じではありませんか

帰って来た母親から事の顛末を聞いた父親は、暴漢に腹を立てながらも、怪我の無かった事を『不幸中の幸い』と安堵し、母親は恐怖と口惜しさと持って行き場の無い腹立たしさの上で、被害者で在りながら 犯人の奥さんや子供達、親御さんまでに思いを馳せる優しさを見せるのです

オマケに、その逆の例として 我が子達が『良い子に育ってくれた』とは、少し照れるでは有りませんか


写真は、整理中の古いアルバムから

父親(後ろの右端)が家族との記念撮影(たぶん大正の末期)

両親の結婚直後の写真(たぶん昭和13年頃)

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この記事へのコメント

ビクーニャ
2019年10月12日 22:02
暴漢に襲われたお母様は怖わくて、お気の毒だったと思います。お母様の文章から、ヒシヒシとその時の気持ちが伝わってきます。こんな素敵な言葉を残されたお母様は
本当に素晴らしい方ですね!暴漢の男に比して、我が家の子どもは.......流石!その頃は、そんなに親孝行な息子さんではなかった?としても、思いのこもった言葉、文章ですね!
コアラ
2019年10月13日 07:52
ビクーニャさん

暴漢に襲われた話は初めて聞いたので、ビックリしました
母親は滅多に人の悪口を言う人ではありませんでしたが、
男の家族にまで思いを馳せているのには、驚きました。