上手でも得意でもプロでも無いからこそ辿り着いた答え

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今日の歩数・・・11051歩
今朝の血圧・・・138―82
今夜の血圧・・・126―76
63歳での結婚で世間をビックリさせたのは、エッセイストでタレントの阿川佐和子さんでした
その阿川佐和子さんのベストセラーと言えば、2012年1月に発売以来、現在も売れ続けるロングセラーの新書『聞く力』です
新書のジャンルは時事問題や基礎的な教養、ノウハウ物などが多いため、中心読者は中年男性といわれています
ところが『聞く力』はエッセーに近い内容であることもあり、30~50代の女性に多く読まれているのだそうです
1993年から続く『週刊文春』の対談連載『阿川佐和子のこの人に会いたい』をはじめ、TBS系列で2011年10月1日から放送している『佐和子の朝』など、数多くインタビューを手がけてきた阿川佐和子さんです
ところが、ご本人は『インタビューが得意と思ったことはないし、聞き上手ではない』と仰っています

その阿川佐和子さんと、よみうりランド慶友病院院長の大塚宣夫さんの対談形式の新書『看る力』も、介護のプロでは無い阿川佐和子さんだからこそ辿り着いた、介護の真髄が至る所に在る様に思います
阿川さんは94歳で亡くなった父、阿川弘之さんを看とり、いまは認知症の母の世話をする等の介護経験があります
大塚院長は、1万人以上の老人と向き合い、6000人以上の最期を看てきた高齢者医療の第一人者です
その2人が語り合う『看る力』は、親&伴侶の正しい介護法、理想的な老後の生活術が散りばめられています
読み進めるほどに『そうそう』『やっぱりねぇ』と思い当たる事ばかりです
ただ、阿川さんの幸せは、よみうりランド慶友病院の大塚院長に巡り会えた事です
何しろ、この大塚院長は本人が望むなら、病室での飲酒もオーケーと言う考えなのです
阿川弘之さんの病室は酒の空瓶が並び、最後の頃は電気コンロを持ち込んで、すき焼きをしたそうです
大塚院長は『医療より介護、介護より生活』に、病院の方針を切り替えたのだそうです
そんな大塚院長と病院に巡り会えた幸運を差し引いても、『看る力』は参考になりました

インタビューが得意でも無く、聞き上手では無いと自覚しているからこその、インタビュアーとしての聞くコツを綴った『聞く力』

介護のプロでは無いと自覚しているからこその、介護の極意に通じる『看る力』

上手でも得意でもプロでも無いからこその、辿り着いた答えの様に思います

写真は、看る力~アガワ流介護入門

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