オペレーターか職人か!?

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今日の歩数……3761歩
今朝の血圧……134―88
今夜の血圧……136―80
先日、MBSラジオ×FM COCOLO コラボ収録イベント『春のソナタ』の公開録音に行って来ました
公開録音という事は、後日MBSラジオとFM COCOLOで録音したモノが放送されるのです
収録時間は小1時間有りましたが、どの部分を生かし~どの部分をカットするのか興味が有りました
先日、FM COCOLOのオンエアを聴いていて、椅子から転げ落ちそうになりました
小1時間の収録を、決められた放送時間に編集するのが担当ディレクターの腕の見せ所です
それも、聴いているリスナーには不自然な流れにならない様に編集するのがミソです
ところがFM COCOLOの放送は、トークとトークをブリッジという短いジングル(音楽)で繋ぎ合わせたモノでした
これは編集とは言いません
単に収録した音声素材をぶった切って無理やり繋いだだけです
これには、ビックリするやらガッカリするやら、元ラジオマンとして腹立たしいやらで情けなくなりました
FM COCOLOの番組は、3時間のワイド番組の中に、PART1とPART2として2回に分けて放送しているのです
あんな酷い編集なら、収録した音源に全く手を加えずにそのまま放送した方がまだマシです
何しろ3時間のワイド番組ですから、収録したモノをそのまま流しても充分に時間があります
さて、MBSラジオの放送は30分番組の中での放送です
収録は小1時間あった訳ですが、30分番組なら正味中身は23~4分に短く編集しなければならない筈です
どうなるのやらと、ハラハラしながら聴いていました
当日の公開録音では、フルコーラス掛かっていた楽曲を、2コーラスでフェードダウンして会場の拍手とクロスフェードしていました
これは、楽曲を短くオンエアする常套手段です
さて、問題のトーク部分の編集です
流石にブリッジ音楽で繋ぐ様な、みっともない編集では有りませんでした
AM放送局出身者としては、少しホッと安心したのでした
想像するに、FM放送は殆どが音楽が主体の生放送で『編集』という作業はイレギュラーなのでしょう
特にトーク部分を編集するのは、滅多に無いからブリッジで繋ぐしか思い付かないのでは無いでしょうか
僕は、AM放送局で良かったなぁ~と思います

古巣の先輩が、随分昔にFM局へ転職して、今やそのFM局の社長にまで上り詰めています
でも、あんなに制作現場が好きだった方が、FM局へ行ってやり甲斐があったのでしょうか
サラリーマンとしては社長にまで出世して大成功でしょうが、放送マンとして満足だったのでしょうか

さて、僕の現役時代の最後の数年は、パソコン画面を使ったデジタル編集が導入されて、編集作業がとても簡単で楽になりました
それまでの編集作業は、収録した音声テープにデルマトグラフィと言う特殊な色鉛筆で、編集したい箇所に印を付けます
そして、要らない箇所をハサミで切って、スプライシングテープと言う音声テープ専用のセロテープの様なモノで繋ぎ合わせると言うアナログな作業でした
足元のゴミ箱には、不要な部分のテープが溜まっているのが常でした
時には、カットし過ぎてゴミ箱の中から慌てて必要なテープを探し出して時間を増やす~なんて言う事も有りました
しかしパソコンのデジタル編集なら、一旦カットした部分もワンクリックで元に戻ります
言うなれば、デジタル編集は『オペレーター』の仕事です
ハサミを使ってのアナログ編集は『職人』の仕事の様な気がします
リタイア直前は、デジタル編集が主になっていましたが、僕は時間に余裕がある限りアナログ編集に拘りました
ハサミで切って、必要な部分だけを繋ぎ合わせる編集作業こそが『番組を作っている』、本来の放送マンの感覚なのです
写真は、オープンテープデッキの左から『消去ヘッド』『録音ヘッド』『再生ヘッド』です
編集する時に、デルマトグラフィで印を付けるのは『再生ヘッド』の部分です
もっとも、編集ルームに在るオープンテープデッキには『再生ヘッド』しか在りませんでした

写真は、テープデッキのヘッド

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