当たり前だのクラッカー

今日の歩数……7989 歩

今朝の血圧……157―89

今夜の血圧……138ー73

今夜は、久し振りの繁昌亭です

繁昌亭の昼席は、1週間ごとに出演者が変わります

したがって、良く通った時は1週間に1回は昼席を覗いていました

これは、繁昌亭大賞の選考委員を仰せつかっているので、半分は沢山の噺家さんの今の状況を観察しなければならない『義務』でも有るのです

もちろん後の半分は、自分の『楽しみ』です

正直に言えば、ほとんどが楽しみなのです

それが、3月に我が家の一大事が起きて以来、なかなか繁昌亭の昼席はもちろん夜席にも足を運んでいなかったのです

今夜は、桂春若さんの独演会にお邪魔して来ました

江戸落語では談志さんに傾倒し、高座でも時々『談志師匠は、こんなやり方で~』と談志さんの演出を入れたりされています

マクラで演じる『誰もやらないジョーク』は談志さん譲りだそうです
因みに、今夜の羽織は志ん朝さんの形見分け、帯は先代文枝さんの形見分け、着物は春団治さんから生前に貰ったモノだそうです

さて、今夜の番組は……
ニ葉 牛ほめ
染吉 明石飛脚
春若 天狗裁き
~中入~
ナオユキ スタンダップコメディ
春若 桑名舟
毎回、独演会でネタ下ろしをしていますが、今回は『桑名舟』でした

尊敬する志ん朝師匠と談志師匠がやりそうな、侍が出てくるネタ~という事で選んだのだそうです

これからも、『他がやらないネタを下ろして、自分の魅力にしたい』という春若さんです

楽屋ヘご挨拶に行くと、ちょうどナオユキさんの楽屋入りで、久し振りの再会でした

因みに、楽屋見舞いのお返しの中に『前田のクラッカー』が入っていました

何とネタの中に『当たり前だのクラッカー』のギャグが折り込まれていて笑ってしまいました

しかし良く考えたら、このギャグは一般の方には単に懐かしいフレーズですが、楽屋見舞いのお返しを貰った人には、より一層受ける仕掛けになっているのです

舞台がハネれば、久し振りの天神橋筋商店街で一献傾けました

写真は、前田のクラッカーと繁昌亭、ハネた後のSABARでのディナー


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